ペニ尻ン

読んだものや観たものについての備忘録

3月に読んだBL漫画まとめ

3月に読んだBL漫画がかなりあったので自分用にまとめました。ほぼ韓国BLです。

全年齢向け

LOVE LOGIC:ラブロジック 

以前読んだbori先生の「年下攻め受難記」が面白かったので、作家さん買いしました。bori先生は人間に不慣れで陰鬱な年下×寛容で頼れる兄の趣味があるんじゃないかと邪推していたのですが、ラブロジックを読んでそれが確信に変わりました。恋愛漫画における捻くれた性格の人間ってなんであんなに魅力的なんですかね。

 

嘘から出たマコト!?~俺は冗談じゃなくてマジなんだ~

 3月の新作欄サムネを見て「Fak〇r*1みたいなキャラがいる!?」とひっくり返りました。めちゃくちゃ失礼な動機ですが、このスンハくんに釣られて読み始めたという経緯があります。しかしながら彼は3部にならないとメインで出て来ないんですよね。

といいつつ1部は最後まで読んでしまいました。長編ストーリーなんですけど甘酸っぱいBLって感じでストレスなく読めます。疲れてる時に読むと癒される。2部もそのうち読みます。(読む順番がメチャクチャ)

 

俺のカレシがいちばんかわいい

全年齢漫画でかわいい男×かっこいい男の作品が増えてくれるのはありがたいですね。これを読んだ学生の子たちが将来で屈強受けフェチに目覚めることを祈っています。(最悪の祈り)

 

【R18】

wetsand

新しい作品を読みたいけど自分のフェチには妥協したくないな…と思って血眼でタグ検索をしていたら出会いました。今まで読んでいなかったことを後悔しています。

愛情だけでは上手く解決できない人間ドラマの濃さもさることながら、登場人物の肉体美が世界遺産レベルです。この作品はどことなくハッピーエンドにならなさそうな雰囲気もありますし、BLのお約束をあえて踏襲していないんだなとも思える展開がかなりあって、読むのがめちゃめちゃ楽しいです。TJ怖いよ~。

 

payback

人気作はとりあえず読もう!の精神で読んだら、あまりのドラマチック昼ドラ展開に圧倒されました。罪悪感や復讐心で煮詰まったユハンの感情を、神の手みたいに誘導して解いていくジェイの愛に面食らいます。エロというより官能的と表現したくなる漫画です。原作小説も10年以上人気だと知って納得しました。

 

チェックメイト~君を取るのはこの俺~

こちらも大人気作品です。長年の執着をこじらせたスヒョンがウンソンを懲らしめたい一心で追いかけ続けて、あらゆるトラブルや壁を乗り越えつつ想いを交わしていく話です。BLでは攻めが執着するのが定石ですが、チェックメイトは珍しく受けが異常な執着をしていてそれが魅力的です。あと切実な表情を描くのが上手くて読んでてこちらもギクッとする瞬間がありますし、スヒョンもウンソンも美人顔なので、なんかこう、すごく儚くて綺麗で繊細な美術品を見ているときのような満足感があります。

 

夜明け、雲、そして河

「恋心策略」の마증지(マ・ジュンジ)先生です。私は元々転生モノへの興味が薄かったのですが、最新話を読み終わって、転生という選択肢がこの世にあったことに初めて感謝しました。泣きました。また、過去編ではヒョウンが子どもから成長する過程も描かれているので、역키잡(育てられた側×育てた側)や歳の差BLとしての味わいもあります。とにかく多方向から萌えられるフェチの詰まったBLです。そして先生の描く筋肉や骨格、フィクションだと分かってても萌えますね。先生もおそらくタッパと尻と胸がはデカければデカいほうが良い派なのでしょうね…ウフフ…。

 

ラブフィットネス

おデブ男子がスポーツジムのインストラクターに一目惚れして、一年間ジムに通ったら痩せてこんなにイケメンに!?という話です。正直攻めのギュウォンはおデブのままでも萌えるから勿体ない…と思ってたんですけど、絞った後のギュウォンが同じような体格のトレーナーさんと並んでる絵が良すぎたので軽率に意見を変えました。絵が好きすぎて、たとえ物語がとんでもない方向に転んでも読み続けると思います。

 

フルボリューム!~マイクなしでも聞こえる~

小説家×アダルト配信者が配達ミスをきっかけに知り合う話なんですけど、攻めも受けも出会う前からお互いのファンなのがかわいいです。そして二人とも筋肉モリモリ男性なので、画面の圧が凄いです。エロへのこだわりも感じられますし、攻めのスケベ心に共感できる楽しいBLです。

 

빅플러스빅(ビッグプラスビッグ)

性器が大きすぎて悩む攻めのヨンジュンと身体が大きすぎて悩む受けのジョンオンがマッチングアプリで出会うという短編漫画です。

即落ち2コマ並みのスピードでエロ展開に入ってくれるのが短編の良いところだな~とエロをありがたく享受する反面、早すぎる最終回に毎回苦しんでいます。不定期連載でもいいから続きが読みたい…。

 

 

パパリーマンNTR‐メスイキ地獄‐

DLsiteで配信されている約40ページほどのエロ漫画です。既婚者ノンケ男性のNTRモノは初めて読んだんですけど、かなり良いですね。萌えます。恩を仇で返す攻めの狂った頭に拍手です。

 

太おじ2024で買った同人作品

同人誌なのでタイトル・作者名は伏せております。洗練されてスラっとした若い攻め×プライドの高い中年の太い受けの作品でした。対比が好対照になっていてめちゃくちゃ良かったです。受けの尻がでけえ!最高!

 

anan~君の鳴き声を聴かせて~

人生で記憶に残るBLがまた増えました。BDSM、Dom/Sub、美人攻め、屈強受け、このワードにビビッときた人は絶対に読んで欲しいです。

攻めのファヨンは花のように美しく可愛いものの激情家なSであり、受けのギュウォンは強面で逞しいもののドMという、キャラの持つ倒錯性にめちゃくちゃ萌えてしまいました。また、ファヨンもギュウォンも、対外的なイメージと実際の人間性に大きな差があって、彼らの秘密を覗かせてもらっているような背徳感にもドキドキします。もし私がananの世界に生きていたら、ファヨンがドSのタチでギュウォンがドMの受けだなんてつゆ程も知らずにいたと思います。そういう妄想をしています。

BDSMのBLは歌舞伎町バッドトリップあたりが最近のヒット作でしょうか。田亀源五郎先生のSM作品などもかなりハードなので、そのあたりが刺さる人には刺さるんじゃないかなと思います。

今後どんなに辛いことがあっても「まあ私はanan~君の鳴き声を聴かせて~をいつでも読めるしな…」と思えば乗り越えられます。それくらい好きです…。


 

ぜひ。

*1:韓国の某プロゲーマー選手

NU: カーニバル "My Miracle" 歌詞和訳

youtu.be

 

woke up in a daze, life is full of technicolors
ぼんやりと目を覚ました、人生は美しいもので溢れている

your voice is a melody like no other 
君の声は唯一無二のメロディー

bring me to you, dear tell me that you're here
君のもとに連れていって、ここにいるってちゃんと教えてよ

I can do it on my own 
一人でもなんてことないけど

but I'd rather be with you 
君と一緒の方が良いんだ

In a world of haze and mystery you give me grace and eternity 
ぼやけた謎だらけの世界で、君が愛と永遠をくれたんだよ

which door leads to you?
どのドアなら君に辿り着くの?

So won't you tell me what you see
ねぇ、君の見てるものが

Is all this fake or reality?
まるっきり偽物か、現実なのか教えてくれないかな?

Oh you are the only one that I believe in 
あぁ 僕が信じてるのは君だけなんだよ

Under the neon lights 
ネオンライトの下で

Illusions to my left and right(so bright)
右に左に幻が(輝いて)

I feel the ecstasy tonight in your eyes 
今夜、君の瞳に恍惚を感じる

So take me to cloud nine 
だから さぁ、有頂天に連れて行って

You are the miracle that came to me 
君は僕に舞い降りた奇跡なんだ

Be my fantasy 
僕の幻想を満たしてよ

Now let's go 1 2 3

Forever you'll be in my memory, oh
いつまでも記憶の中には君がいる、oh

Take me to your galaxy
君の銀河まで連れていってよ

Oh you are


I just want you to take me away 
連れて行って欲しいだけなんだ

My miracle 
僕の奇跡

 

Oh look in the mirror, my vision is blurry
鏡を見てよ、僕の視界は曇ってて

Fading in and out can't see you clearly
ぼやけては消えてしまって、君がはっきりと見えないんだ
Hold my hand tight and tell me it's alright 
手をぎゅっと握って、大丈夫だって言ってよ

See you in my dreams tonight 
今夜、夢で逢おう

Shine on through my diamond 
僕のダイヤモンドから輝きを放って

Under the neon lights 
ネオンライトの下で

Illusions to my left and right(so bright)
右に左に幻が(輝いて)

I feel the ecstasy tonight in your eyes 
今夜、君の瞳に恍惚を感じる

So take me to cloud nine 
さぁ、最高の気分にさせて

You are the miracle that came to me 
君は僕に舞い降りた奇跡なんだ

Be my fantasy 
僕の幻想を満たしてよ

Now let's go 1 2 3

Forever you'll be in my memory, oh
いつまでも記憶の中には君がいて、oh

Take me to your galaxy
君の銀河に連れていってよ

Oh you are

I just want you to take me away 
連れて行って欲しいだけなんだ

My miracle 
僕の奇跡

 

Embrace the lights 
光を抱きしめて

Touch the sky 
空に触れる

With you now everything is crystal clear 
君と一緒だから、全てが明白に分かるんだ

So take me to cloud nine 
さあ、最高の気分にさせて

You are the miracle that came to me 
君は僕に舞い降りた奇跡

Be my fantasy 
僕の幻想を満たしてよ

Now let's go 1 2 3

Forever you'll be in my memory, oh
いつまでも僕の記憶の中にいて、oh

Take me to your galaxy
君の銀河に連れて行って

Oh you are

I just want you to take me away 
連れて行って欲しいだけなんだ

My miracle 
僕の奇跡

My miracle 
僕の奇跡

 


ぬかにの曲を聴くといつも思うんですけど、婉曲的な性的表現が巧みすぎすよね…。ハッキリ表現するのも良いですけど、遠回しに表現されるのもまた想像が膨らみますよね。想像?妄想か…

PLAVEはプリキュアになれる説

PLAVEが6曲の神曲を引っ提げてカムバしました。

ASTERUM : 134-1 - EP

ASTERUM : 134-1 - EP

  • PLAVE
  • 韓国ロック
  • ¥611

music.apple.com

 

カムバ初日はyoutube配信やショーケース等コンテンツの波が押し寄せていました。一連の活動が終わるまではひとまず、毎日がプレイブ色になる予定です。

 

そしてタイトル曲「WAY 4 LUV」のMVがまあ~~~~とんでもないですね。メンバーの魅力も、それを画面越しに最大限伝えてくれる映像技術の高さも、もちろん音楽もダンスも、全部が100点満点でした。

youtu.be

MVを見て全世界のプリ同様私もウハウハしていたのですが、ラストシーンで突然の新登場キャラがいて我に返りました。

いや、誰だよ!?!?!

 

しかも5人いる!?!?

 

……落ち着いて考えましょう。

 

プレイブには背景となるストーリーがあります。そしてその全貌はまだ明らかになっていません。となると、この5人はおそらく物語に関連するキャラでしょう。

そして、プレイブ5人のうち4人はカエルムからやってきた「カエルム人」です。ハミンのみカエルム出身ではありません。ここに何かの鍵があります。

 

結論から先に言うと、この情報から私は「プレイブはプリキュアではないか説」を導き出しました。

何を言っているんだたわけが…を拳を振り上げた方もいると思うので、この説に至った論拠を示していきたいと思います。

 

ヴィランと戦っている

  まずMVに出てきた謎の5人は、ヴィラン勢力だと考えられます。プレイブは彼らを「闇の勢力」と表現していました。また、カムバ放送の中でMVを観ていたノアは、このヴィランを見て「들어와(かかってこい~)」と言っていました。*1これらは謎の5人がヴィランであることの明確な根拠となっています。

 他方で、プリキュアににおいてヴィランが存在するという事実は、もはや常識であるため説明の必要はないでしょう。

 

・メンバーの数

 プリキュアとプレイブはメンバーも一致しています。

 プレイブのメンバーは5人です。一方でプリキュアは4人構成がシリーズ中で最も多いですが、次点で多い構成人数が5人です。

Yes!プリキュア5、スマイルプリキュアドキドキ!プリキュアHUGっと!プリキュア、スタートゥインクルプリキュア。この作品が5人メンバーにあたります。

 4、5人キュアが一般的となった今日において、プレイブの5人構成は最近のプリキュアとして放送されても違和感のない人数構成です。

 

・メンバーの集め方

 次に着目したのが、メンバーの集め方です。

 どんなプリキュアでも、主人公の物語で1話目が始まります。日常を送る一般人の主人公が、何らかの形で敵と遭遇するor巻き込まれた結果プリキュアになり、戦い始めます。

 また、主人公がプリキュアとなった結果、彼女に救われたり触発されたり勧誘されたりした周囲の人間も、芋づる式にプリキュアになる決心をします。細かい部分はシリーズによって異なると思いますが、基本的にはこの構造を踏襲しています。

 

 翻って、プレイブはどうでしょうか。

 まず、始まりのメンバーであるイェジュンがVLASTの練習生になります。イェジュンが長年の友人であるノア、後輩のウノを誘います。さらにウノはバンビに声をかけ、この時点で4人の「初期キュア」が決定します。

 最後に「追加戦士」のハミンですね。プリキュアにおいて、追加戦士は初期キュアがピンチの時に加入します。また、追加戦士は初期キュアとは異なるバックグラウンドを持ったキャラが多いです。

 これをハミンに当てはめると、「ピンチを救う」「異なるバックグラウンドを持つ」のどちらも当てはまることが分かります。

 ノアは「ハミンが加入するまで色々な人と会った」と言っていました。また、イェジュンは「4人ではまだグループとして完成していなかった。ハミンが来たことで完成した」と、ハミンの合流までの道が簡単ではなかったと述べています。まさにプレイブ結成におけるピンチを救っていると言えます。(スーパー拡大解釈)

 また、ハミンは唯一カエルム出身ではないメンバーなので、後者の要素にも当てはまります。

プリキュア感が強くなってきましたね。(?)

 

・2つの世界を行き来している

 プリキュアでは人間界と異世界に分かれています。彼女たちをサポートする妖精、妖怪、ヴィランなどが異世界出身なことが多いですね。プリキュア自身が異世界に赴くこともあります。

 プレイブもテラ(地球)とアステルム(中間地点)とカエルム(異世界)があります。中間地点はテラとの交信手段であるため、すこし様相は異なりますが、とにかく異世界と人間界に分かれていることは一致しています。

 

 

戦うべき敵がいて、プリキュア的なメンバー数で、追加戦士がいて、二つの世界を行き来できる。

 

世界で一人しか唱えていない「プレイブはプリキュア説」こうして説明を付けてみるとそれっぽい気もして……きませんね。

 

なんでこんな意味不明な文章を書くために睡眠時間を削ってたんだ。

助けて!!!

*1:韓国語は赤ちゃん以下なので、これが合ってるか不明です。勘で聴きとっています。

『根無しの木』1部完結で放心しているオタクの話

 韓国BLのオタクとして、真っ先におすすめしたい漫画「根無しの木」のシーズン1が完結しました。

www.beltoon.jp

 

 韓国BLに関しては有名作品をたしなむ程度で、海外サイトを通して直接読んだり、連載中にリアルタイムで追ったりはしていなかったのですが、この作品を通して「韓国BL」というジャンルそのものに魅了され、どっぷり浸かっています。

 1部中盤から最終話まで、熱病のようにヒソ×テギョンに思いを馳せていましたし、今も熱病の熱は下がってないです。助けてください…。

 ※このブログは未読の方が読むことも想定していますが、情報を整理しつつシーズン1への想いを昇華させたいという超自己満足で書いています。ネタバレが含まれているのでご了承ください。

 

物語の面白さ、ヒソとテギョンの良さ

 韓国BL漫画の泥沼・修羅場率はかなり高いことで有名ですが(経験則)、「根無しの木」も例に漏れず暗いです。どん詰まりです。愛が煮詰まってドロドロになっています。エロあり修羅場あり監禁あり歳の差ありです。

 こうした劇薬のようなBLが、説得力のあるストーリーラインによって展開されるので本当に面白いです。BL漫画家の矜持のようなものを感じます。

 

 攻めのヒソはいわゆる「狂気攻め」です。テギョンと出会う前は高校の屋上から飛び降りるフリをする「構ってちゃん」の一面がありました。出会ってからは病的なまでにテギョンを束縛し、試し行動を重ねています。時には命をかけることもありました。

 しかし、彼の狂気はその原理がはっきりしているため、先天的に認知の歪んでいるサイコパスとは一線を画しています。ヒソは母親の死によって孤児になり、その後の辛い生活によって、本来受け取るべき愛情を受け取ることができませんでした。

 そして、心に空いた穴をコントロールするには、ヒソはあまりにも若すぎたのだと思います。多感な時期に情緒を安定させることさえ難しいのに、苛烈な環境で育ったのなら、不安定になってしまうことは自然な成り行きでしょう。

 結果として、ヒソはテギョンに過剰に執着する「狂気攻め」へと成長していきます。

 

 一方、受けのテギョンはヒソと比較すると、他人からの愛や欲望を渇望していないようなキャラに見えます。孤児のヒソに対して匿名で長年支援をしていたし、それがヒソにバレても「あなたには関係ない」という毅然とした態度で一線を引き続けます。

 こうしてテギョンは「子どもを支援する自立した大人」という印象が最初に強調されます。しかし、ストーリーが進むにつれて彼もヒソと同様に孤児であり、心に空洞があることが分かります。

 ちなみに、真面目でクールなテギョンがヒソにめちゃめちゃのグズグズにされてるの、エッチすぎて気が触れます。見てはいけないものを見ている感じが、え、エロ過ぎる…狂う…(煩悩)

 

 今まで孤独だったヒソにとって、自分を気にかけてくれたテギョンは特別な人間です。しかし、親切な行動とは裏腹に冷たいテギョンに対して葛藤を感じ、彼が隠したがるプライベートを暴き始めます。その過程でなんやかんやあって、テギョンに性的欲求を抱き、恋を自覚するのですが、ここで重要なのがヒソは愛情不足とはいえ、テギョンに親心を求めているわけではないということです。

 この部分に、BLとしての趣があるなあと思います。萌えます。

 

 また、ヒソが親の代わりを求めているなら、もっと違うアプローチをしたはずですし、性的な感情やドキドキする気持ちは生まれないはずです。ヒソ自身も言及しているように「テギョンを親と思ったことはなく、性的な対象として好き」な点は、この物語をボーイズラブたらしめている最も重要な点なのではないでしょうか。

 

  こうしたドキドキBLシーン要素を取り入れたうえで、サスペンス要素を主軸として物語が展開されていきます。サスペンスの占める割合が多いですが、それが男たちの愛憎物語に帰結していて、めちゃくちゃしっかりBLをやってくれています。

 それに、男が男を救おうと紆余曲折、粉骨砕身する物語は、BLの真骨頂なので…。(曲解)

 

対照的な手段で愛を稼ごうとするヒソ・テギョン/危うい共依存関係

 「根無しの木」の面白ポイントとして、メインCPのヒソとテギョンの両者が、愛着障害のようなトラウマを抱えている点が挙げられます。慢性的な愛情不足によるメンタルの不安定さは、彼らの関係性の土台になっていると言えるでしょう。それが独特な共依存関係を形づくっています。

 また、先ほど「テギョンもヒソと同様、心に空洞がある」と言いましたが、一見自立しているように見えるテギョンも、ヒステリックなヒソと同じく、明らかに愛を渇望しています。それがどんな種類の愛かは断定できませんが、「愛されたい」という気持ちがあることは確かです。そして、それが生育環境に由来することも、テギョンの過去を踏まえたら筋の通る考えかなぁ、と思っています。

 

 私は個人的に、テギョンの不安定なメンタルと愛への欲求心を解剖することで、「なぜヒソの愛情を拒絶しないのか?」という問いへの答えが導けると思っています。

 テギョンとヒソの想いは双方向ではないですし、最初はヒソのアプローチを相手にさえしていませんでした。ヒソの母親に借りがあるとはいえ、ヒソの要求を全て叶える必要もありません。身体の関係などもってのほかです。

 つまり、テギョンの過剰な奉仕行為の裏には、彼の愛情不足と欲求があるのではないかということです。この論拠を強めるために、対照的なヒソの愛情表現と比較して整理していきます。

 

 ヒソは愛を求めることを隠しません。むしろ分かりやすい方法で、テギョンに強くアピールしています。試し行動をしたり独占欲をむき出しにしたり、無理やり性的な関係を持とうとしたりします。これらの行動の倫理的是非は置いておくとして、愛を渇望していることは誰が見ても明らかです。

 その反面、テギョンは自分が愛を渇望していても、表には出していません。誰にもそれをアピールしないし、何も求めません。それもそのはずで、テギョンは「奉仕することで愛を満たそうとしている」からです。

 特に42話でヒソに約束を破られ目隠しされた時、「俺が何したって言うんだよ」「俺だって頑張ったのに」と涙を零しています。また、36話では「愛されるためには努力をするのが当たり前だ」というようなことも言っています。飢えてますね。愛に…

 愛情不足のしんどさを痛いほど理解しているからこそ、テギョンはヒソに尽くします。誤解を恐れず言ってしまえば、テギョンは子ども時代の自分とヒソを重ねているようにも思えます。テギョンは既に大人なので過去には戻れませんが、子どものヒソを愛によって救い幸せにすることは可能です。この成功体験をすることで、テギョンは自分自身の過去を救済し、同時に愛を信じる気持ち(愛によって人を救えるという希望)を補強しているのではないでしょうか。少し逸脱した解釈にも思えますが、個人的にはこの説を支持しています。

 とにかく、こうして比較してみると、二人が異なる手段で愛を渇望していることは明白です。手段自体は正反対ですが、だからこそ凸凹がハマるのでしょう。需要と供給が満たされるような形で、「求める」ヒソと「与える」テギョンは依存したのだと思います。結果として、恋人でも親子でもない妙な関係性が出来上がったのでしょう。

 

 しかし、依存関係が深い反面、二人のパワーバランスが均衡ではないので、テギョンに限界が来た途端に、二人の関係は破綻することが考えられます。「与える人」は常に「求める人」の要求に応える必要があり、前者が機能不全に陥ってしまえば、後者が不安を爆発させて暴走してしまうからです。実際に48-50話でテギョンのメンタルが底を尽きて、ヒソを見捨てるような形で関係が限界を迎えましたが、遅かれ早かれ同じ結果にはなっていたと思います。つ、辛い…。

 

テギョンはヒソを愛していたのか?

 このような依存関係に伴って、テギョンのヒソへの感情が恋愛的なそれか、家族愛的なそれかという部分も気になっています。

 

 36話でヒソが母親のフリをした時に、テギョンは「愛されるための努力が報われるとは限らないし、この世とはそういうものだ。それでも、ヒソは何の努力もなしに享受してほしい」と言っています。(英語版では「ヒソに無条件に愛を与えられる、唯一の人にならせてくれ」的なセリフだったので、印象としてはこちらの方がgiverらしいなと感じて萌えました。)

 この時点でテギョンは、彼なりにヒソを愛していたと思います。単に贖罪の感情ではなく、母親への借りを返すという目的だけでもなく、ヒソ個人に対して何らかの特別な感情を抱いていたと信じています。「君が好きだ」のセリフも、"I do like you"と強調されていたので、個人的には恋愛でも子どもへの愛おしさでもない別の愛情が、少しはあったのかなあと思っています。韓国語版は未読なので単なる邪推ですが…。

 なので、事件がなければ先述したような関係性が比較的穏やかに続いて、監禁されるまでには至らず早くにハッピーエンドが迎えられたと思います。

 でも、ヒソとテギョンは事件がなければ出会うことさえできなかったんですよね。出会いと引き換えに確約された地獄。あまりにも皮肉な現実です…。

 

 少し話はズレますが、라포先生のQ&Aでは「もしお母さんが生きていたら二人は恋に落ちたのか?」という質問に、「もしお母さんが生きていたら、ヒソは今よりずっと陽気で友達もたくさんできたと思います。(略)その時テギョンに偶然出会ったとしても、恋に落ちたはずです。怖がらず率直なヒソがテギョンに一目惚れして直進ダッシュしたはずです。」「テギョンも先生が生きていたら、今よりずっとメンタルが健康だったはずなので、最初はヒソの幼さを相手にしないけど、大胆さと可愛さに負けてすぐ幸せな恋人になったはずです。」と答えています。

 ヒソは事件がきっかけでテギョンに恋をしたのではなく、最初から好きになる運命だったんです。凄くないですか…神に定められた運命じゃないですか…どんな時代でも世界でも、ヒソはテギョンを好きになるんだ…と思うと、尊さが一層増します。

 ヒソの一途さを感じれば感じるほど、現実の不条理さを思い出して切なくもなりますが。

 

 ですが、例え双方向に矢印が向いていなかったとしても、ヒソとテギョンは運命の二人だという事は変わりません。関係がロマンチックであるかどうかは問題ではなく、どんな形であれ引力によって近づいてしまうことは、「運命」と形容して良いと思います。「似てない僕らは細い糸で繋がっている。よくある赤いやつじゃなく」ですよ…

youtu.be

尊い

シーズン2はさらなる地獄にじわじわと進むのでしょうか。(라포先生はハッピーエンド好きを自称していますが、果たして…)

いずれにしろ楽しみです。

韓国のバーチャルアイドルPLAVEが理想的すぎて現実に帰れない

最近、韓国のバーチャルアイドル”PLAVE"にかなりハマっています。

 私は今まで韓国アイドルの熱狂的なファンになったことが無く、知識が浅いためPLAVEを好きになった当初は情報を集めるのにかなり苦労しました。私のようなKPOP迷える子羊の方や、単純にPLAVEに興味を持った方の一助になれば、あわよくばファンになってくれれば…と思っています。

 一応、これを読めばPLAVEの知識はほぼカバーできるようになっています。あとは好きになるだけです。一緒に沼に落ちましょう。

PLAVEとはどんなアイドルか

PLAVEはバーチャルアイドルです。と言われてもピンと来ない人が多いと思うので、公式の説明を引用します。

左から、Noah,Bamby,Yejun,Hamin,Eunho
VLAST公式HPより

플레이브는 5명의 캐릭터가 자신들의 꿈을 이루기 위해 새로운 세상을 만들어간다는 의미로 만들어진 버추얼 그룹이다. 
만화를 찢고 나온 아이돌이라는 컨셉의 멤버들은 전원이 자작곡이 가능한 작곡돌이자 
각각 보컬과 춤, 랩을 소화하는 실력파들이다.

プレイブは5人のキャラクターが自分たちの夢を叶えるために新しい世界を作っていくという意味で作られたバーチャルグループだ。 
漫画から出てきたアイドルというコンセプトのメンバーは、全員自作曲が可能な作曲アイドルであり 
それぞれボーカルとダンス、ラップを消化する実力派だ。

 

お気付きでしょうか…

 

そうです!!!!メンバー全員作曲ができるんです!!!

そして何よりも、

「漫画の世界から出てきたアイドル」なんです!!!

 

以下がメンバーのプロフィールです。名前はメンバーカラーです。*1

YEJUN

活動名:Yejun

本名:ナム・イェジュン
身長:183㎝

生年月日:2001年9月12日(22歳)

ポジション:リーダー・メインボーカル

MBTI:ISFJ-T

 イェジュンは天使の歌声を持っています。歌に感情を込めるのが天才的に上手く、こんなに表現力のあるアイドルを今まで見たことがないです。

youtu.be

ですがダンスは苦手なようです。(メンバー内ダンスレベル5人中4位)*2

 また、温厚で面倒見の良いリーダーです。最年少のハミンが容赦なくイェジュンをからかえるほどに心が広いです。SNSの更新頻度も高く、濃度も高いです。気を抜いているととんでもない長文メッセージや愛の言葉が送られてきて、何回もひっくり返りました。

 こうした聖人君子らしい人柄から、メンバーとファンから「新郎候補No.1」と言われがちです。ちなみにノアとは古い友人という関係で、もはや家族のようです。

NOAH

活動名:Noah

本名:ハン・ノア
身長:179cm

ポジション:リードボーカル

生年月日:2001年2月10日(22歳)

MBTI:ISTJ‐A

 ノアはまず、とにかく美しいです。顔や歌声だけではなく、存在全てが美しいです。その美しさと肝の据わったマイペースさから、自他ともに「姫」と認められています。  

 また、最年長らしい寛大さや自立したメンタルを持ち合わせており、目標に向かって完璧に努力するひたむきな性格でもあります。*3

 そしてイェジュンと等しく歌が上手いです。イェジュンがバラードやジャズ、ソウル系R&Bが似合う歌声であるとしたら、ノアはハードロックや、8ビート系ロックが似合うタイプの歌声です。ちなみに日本語曲も歌えます。耳良すぎだろ…*4

youtu.be

また、筋トレオタクであり、かなり頻繁に筋トレの話をしています。ボディビルディングのポージングを持ちネタさながら披露したり、ほぼ毎日SNSで筋トレ報告をしてくれます。強くて美しくて筋骨隆々としたお姫様…。

BAMBY

活動名:Bamby

本名:チェ・ボング
身長:174㎝

ポジション:メインダンサー・ボーカリスト

生年月日:2002年7月15日(21歳)

MBTI:INFP-T

かわいいです。身長が一番小さいです。かわいいです。

ダンスがとてつもなく上手いのに、歌のスキルも抜群です。fancamでつい何度も見てしまうアイドルNo.1です。*5表情演技が上手く、MVやステージでのスター性に驚かされます。自分の魅せ方を完璧に分かっているプロ・アイドルですね…。かわいいと油断しているとかっこよさに刺されます。

youtu.be

しかし、スイッチがオフの時は不思議ちゃんが混ざったオモロかわいい人です。大人しく座って話を聞いてる時もあれば、けたたましい叫び声をあげたりキレ芸をかましたりします。*6

ウノとは古くからの知り合いで、よく小競り合い(ビジネス)をしています。

EUNHO

活動名:Eunho

本名:ド・ウノ(ウンホでもウノでもOKみたいですが、ウノが主流です)
身長:184㎝

ポジション:メインラッパー・ボーカル

生年月日:2003年5月24日(20歳)

MBTI:ENTP-T

 ウノはラップの天才でありながら、ボーカリストとしての才能にも恵まれています。ウノの声もまた唯一無二です。ヒップホップ、バラード、韓国R&B、洋楽ポップスなど多様なジャンルを自分の歌にできます。個性的な甘い声を持っているので、バラードとR&Bを歌わせたら好きにならないオタクはいないでしょう。(二重否定)

 そして彼はドラムも叩ける音楽の申し子です。しかしながらダンスはイェジュンと並んで苦手意識があるようです。かわいいね…*7

youtu.be

また、英語のコメントに積極的に答えてくれたり、SNSや配信でも英語を使うことが比較的多いです。

バンビとは年上年下の関係であるものの、気の置けない関係であるためか、いつもからかい合っています。

HAMIN

活動名:Hamin
本名:ユ・ハミン

身長:185㎝

ポジション:メインダンサー・リードラッパー

生年月日:????年11月1日(??歳)

MBTI:ISFJ-A

 最年少です(生まれ年が不明で、最後に発表されたメンバーのため自動的に最年少になりました)。猫顔でクールな見た目をしていますが、喋ると3歳児です。甘えるのが上手でメンバー皆にかわいがられています。

 加えて、バンビと並んでダンスが上手く、恵まれた体格を活かした力強いダンスが魅力的です。もちろん歌もラップもできます。キュートなのかクールなのか分からない、底の見えない魅力を持っています。恐ろしい子

youtu.be

ハミンはテコンドー経験者でもあり、曲の振りにテコンドーの動作を取り入れたことがあります。さらに絵を描くのも日本語も得意という多才ぶり…。

PLAVEの世界観など

 PLAVEは、カエルムという仮想世界からテラ(地球のこと)にやってきて、各々が持つ夢を叶えるために結成されました。

 そして、何よりも素晴らしいのは、リーダーのイェジュンの声かけをきっかけとして、グループが結成されているということです。彼らはオーディションや第三者によってではなく、自分自身でメンバーを集って結成しました。

 この点に関しては話すと長くなるので、詳しく知りたい人は切り抜きや放送を見てください。↓

www.youtube.com

最年長のノアが最年少のハミンを誘い、悩むハミンを熱く説得したという三顧の礼のような過去もあります。*8

三国時代の中国で、蜀の劉備が、諸葛亮を軍師として招くために、その草庵を三度訪れたという、諸葛亮「前出師表」の故事から》

人の上に立つ者が仕事を頼みたい人に特に礼を尽くして交渉すること。また、ある人を特別に信任・優遇すること。

コトバンク「三顧」より引用*9

また、イェジュンとノアは幼い頃から音楽を通じて仲良くなり、現在は魂の伴侶よろしく堅い絆を持っていますし*10バンビウノもPLAVEになる前から友人であったためか、まるで兄弟のような関係です。

 メンバー全員が卓越した個性と才能を持っていて、グループ仲も円満な家族そのものです。

彼らがPLAVEになれたことは、奇跡みたいな運命です…。

これがどんなに素敵なことか…

 

熱くなってしまいました。

 

話を戻します。

 彼らはモーションキャプチャーを通して人間の声や動き、表情がバーチャルキャラに具現化されています。一見すると、彼らはAIらしく見えると思いますが、違います。彼らはAIではありません*11

 端的に言ってしまえば、PLAVEは二次元と三次元のハイブリッドアイドルです。もちろん、現実のアイドルと同じように歌ったり踊ったり、音楽番組に出たりもします。

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 従来のアイドルとの唯一の違いは、彼らが身体性を持ったバーチャルキャラクターであるということです。「漫画から出てきたアイドル」というコンセプトなだけあって、webtoonキャラでありながら、現実のアイドルと同じ振る舞いをしてくれます。

 もちろんロールプレイやキャラ設定はありますが*12、彼らのアイデンティティや個性もおそらくかなり多く反映されています。また、自然体でアイドル活動をしてくれているので、私たちはPLAVEが「生きている」という感覚を如実に感じられます。

 これは私がPLAVEに惹かれた一番の理由であり、彼らの強みでもあると考えられます。

 

PLAVEの活動内容

 彼らの活動内容は本当に幅が広いです。先述したようなアイドル活動を行う一方で、バーチャルアイドルの特性を活かして、配信活動やカバー曲動画の投稿なども行っています。また、ラジオに出演したり、既に韓国でのライブに出演したりもしています。

 ちなみに私がハマってすぐの時は、狂ったようにDance Practice動画を見ていました。あまりにも「生」を感じられたので…

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 配信活動については、日本のVtuberと同じように、ゲーム・アクティビティをしたり、雑談をしたりしています。毎週2回ほど配信されていて、メンバーの組み合わせやコンテンツも毎回異なります。放送開始は20時で、数日後に公式ハイライトクリップが投稿される時もあります。

 ハイライトだけでもPLAVEの雰囲気や魅力を感じることができるので、2時間は長いな…という方でも気軽に視聴できます。(圧)

・デビュー時配信のハイライト

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・デビュー前(練習生時代)の配信ハイライト

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・デビュー後5人配信ハイライト

youtu.be  体育大会配信の公式切り抜き PLAVE youtube officialより

 ちなみに、PLAVEはBubble*13やペンカフェ*14にも参加しています。今後はWeverseやファンクラブ、バラエティコンテンツなども追加されるため、ファンになるなら今がベストな時期です

嬉しいことに単独コンサートも決まっています。ありがとうございます…。

 

カムバックに関しては、既に3回(デビューを除く)しています。

・デビュー曲「기다릴게 (Wait for you)」

・デジタルシングル「왜요 왜요 왜? (Why?)」

・1stミニアルバムタイトル曲「여섯 번째 여름(The 6th Summer)」

・デジタルシングル「Merry PLLIstmas」

の順です。

Wait for youとThe 6th SummerはPLAVEの物語とも関係しています。彼らの生い立ちやより詳しい情報が、今後も少しずつ明かされていくようです。

 

 私はバーチャルのキャラクターも、従来のアイドルと同じ活動ができるという可能性に、強い高揚感を抱いています。また、元々漫画が大好きだったので、漫画のキャラが現実になっていることはとても近未来的で良いなあと思います。

 そして彼らがこのジャンルの先駆者として道を作ることを、ファンとしてこれから見届けていきたいです。

 PLAVEの愛には不純物がなく澄んでいます。私もここまで熱中するとは思いませんでした。日本の皆さん、推しましょう。アイドルもファンも愛に溢れた本当に居心地のいいファンダムです。推しましょう!!!!

 

頼む!!!!

 


*1:添付画像はすべてVLAST公式HPより引用:Plave — VLAST

*2:といってもアイドルなので、一般的なダンスが下手レベルより遥かに上です

*3:ダンスチェック企画ではギリギリまで振りの確認を行っていました:(ENG/JP/CH/ESP SUB) [하이라이트] 아이돌 명문 성휘예고🏫 댄스 시험 보는 날🕺|#플레이브 PLAVE|Plave Highlight Clip - YouTube

*4:PLAVEはみんな音感が良いので、突然ハモることが多々あります

*5:悪いことは言いませんので、バンビの"왜요 왜요 왜?"のfamcamを見ましょう。: [예능연구소] PLAVE Bamby – Why?(플레이브 밤비 - 왜요 왜요 왜?) FanCam | Show! MusicCore | MBC230603방송 - YouTube

*6:youtubeSNSなどで見かけるバンビ関連の動画は、他メンバーと比較しても群を抜いてオモロ行動が切り抜かれているような気がします。

*7:ダンス最下位決定戦(切り抜き):(ENG/JP/CH SUB) [하이라이트] 이래도 되나 싶은 춤4위 '댄스 4위 결정전 #1'|#플레이브 PLAVE|Plave Highlight Clip - YouTube

*8:私は三国志が好きだったので、ここでさらに深い沼に落ちました。三顧の礼は私が勝手に当てはめただけでファンの共通認識でも何でもありません。すみません。

*9:三顧(さんこ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

*10:イェジュンはノアのことを「昔、歌が上手い子として知り合いました。一緒に音楽の作業や練習について共有するなかで、もっと親しくなりました。」と述べています。」こんな歴史的な出会いがあってたまるか…

*11:MAVEもバーチャルアイドルですが、彼女らは完全にAIであるという点でPLAVEとは性質を異にしています。

*12:身も蓋もないことを言ってしまい申し訳ありません…。

*13:アイドルからメッセージが送られてくる課金制アプリ

*14:ファン限定コミュニティサイト

計画戦士なのに計画を雑に立てすぎてしまう

計画を立てることが好きですが、下手です。

長期的に取り組むべきことや大学でのレポート課題など、ある程度期限の分かっているタスクに対して、始める時期と終わりの時期を決めると安心します。なぜ安心するかというと、ゴールまでの道筋がなんとなく感覚としてつかめて、終わった未来を想像しやすいからです。私は「終わりが見えない」ということに果てしないストレスを感じてしまうので、ゴールを作るという作業は、自分のやる気を保つために重要になります。

私は、数時間ごとに区切ってスケジュールを立てるという作業を、高校生くらいから始めました。特に受験期などは先が見えず不安になることも多かったので、自分側で勝手にゴールを作ることによって、少し前が見えたような気分になって安心できました。また、小さなゴールに向かってひたすら思考停止で取り組めば良いだけなので、集中すべき事柄のみに脳を使うことができて集中力が上がったなという実感もありました。

ですが、このやり方は「途中で計画が狂う」という想定をしていないので、当たり前ですが、急に人から呼び出されたり、予想外のタスクが増えたりすると、その後全ての予定を考え直さなくてはいけません。なので、不確定の要素が自分や周囲に多い場合は、結局効率が悪いようにも思えます。

その反省を活かして、ここ数年では「タスクの大小に関わらず、とにかくスタートとゴールを決める」といったやり方でどうにかこなしています。これは計画が上手くいくかどうかは別として、先述したように、ゴールが見えないと不安が増しやる気を失うというデメリットを回避するために行なっています。

ここまでの話で気付いた人もいるかと思いますが、これは全て気分の話です。ゴールを作って終わった「気分」になったり、未来が見えたような「気分」になったりしているだけです。計画を立てるのが上手い人は、あらゆるトラブルによって計画の変更を余儀なくされた時のこと考慮して、余裕のある計画を立てていると思います。その時の安心を得るためではなく、目標達成のために計画を立てているので、計画にカウンセリング的な機能を求めている私とは動機が大きく異なります。そしてこの動機で計画を立てると、大概は雑な計画になります。雑な計画とは、自分の力量を客観視せずに、その時の気分で「ここまでに終わらせることができたら安心できるなぁ」という理由でゴールを作る計画を指します。

また、計画作成に自分の気分を委ねすぎると、それを作る段階での自分と、実行する時の自分とで精神状態に差があった時にめちゃくちゃ苦しみます。「なんとなく上手くいきそうだから、ゴールは少し早めにして他の作業を入れようかな!」とか、「今日は何もかも上手く進んだし、今後2週間は同じペースで行けそうだな!」などと過度に自分を信じて楽観視してしまう時があり、結果として、計画も上手くいかないし精神的にも追い詰められるという二重の苦しみを味わいます。

最近はこの苦しみが続いていて、なんで上手くいかないのかをずっと考えていたのですが、計画を立てて安心するとかしないとか以前に、そもそも私の精神状態を良い状態で維持することが必要なのだと分かりました。確かに物事を取り組むにあたって、取り組む本人の状態が良くなかったら、どんな良い計画を立てたところで上手くいかないですよね……一番大事なことを見落としていました……

 

計画戦士の方で悩んでいる方がいたら、一度自分のストレスや精神状態がどのくらいかを考えてみるのも良いかもしれないですという話です。泣

test2 pass有り

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